WindowsのPCでOutlookを使用していると、受信トレイのレイアウトの表示が急に変わってしまうことがあります。

受信トレイの表示が変わってしまう原因としては、誤操作やアドイン、プロファイルの破損などが考えられます。

本記事では、Outlookの受信トレイの表示が急に変わった/おかしい時の対処法について詳しく紹介します。

この記事の内容

誤操作などによって受信トレイのビューの設定が変更されている場合は、現在のビューをリセットすることで初期状態のレイアウトに戻すことができます。

受信トレイのビューを初期状態のレイアウトにリセットするには、以下の手順で操作してください。

以上の手順で、受信トレイの表示が初期状態に戻ります。ビューをリセットできたら、受信トレイの表示が元に戻ったか確認してください。

通常のビューのリセットを行なっても受信トレイの表示が元に戻らない場合は、コマンドでOutlookのビューをリセットできないか試してみてください。

コマンドでOutlookのビューをリセットするには、以下の手順で操作してください。

コマンドを実行できたら、Outlookを起動して受信トレイの表示が元に戻ったか確認してください。

Outlookの受信トレイのビューがコンパクト以外になっていることが原因で、通常の表示と変わったように見えるケースが考えられます。

そのため、現在選択しているビューを確認して、問題がある場合は変更してください。受信トレイのビューを変更するには、以下の手順で操作してください。

受信トレイのビューを変更できたら、レイアウトの表示が以前の状態に戻ったか確認してください。

スレッドとして表示のオプションをオンになっていると、関連するメールが1つのグループとして表示されます。また、メッセージのプレビューの設定が変更されていると、各メッセージの件名の下に表示されるプレビュー部分が長くなります。

これらの表示設定はビューをリセットすることで初期状態に戻せますが、普段の表示と異なる場合は手動で設定を変更してください。スレッドとプレビューの表示設定を変更するには、以下の手順で操作します。

スレッドとプレビューの表示設定を変更できたら、受信トレイが元の表示に戻ったか確認してください。

Outlookにインストールされているアドインが原因で、受信トレイのレイアウトの表示が変わってしまうケースが考えられます。

そのため、Outlookをセーフモードで起動し、サードパーティのアドインを無効にすることで、問題が解決する可能性があります。Outlookをセーフモードで起動してアドインを無効にするには、以下の手順で操作してください。

アドインを無効にできたら、Outlookを一度終了してから再起動し受信トレイの表示が元の状態に戻ったか確認してください。

Outlookのバージョンが古く不具合があることが原因で、受信トレイの表示に問題が起きるケースが考えられます。

そのため、Outlookを最新バージョンにアップデートすることで、問題が解決する可能性があります。Outlookをアップデートするには、以下の手順で操作してください。

Outlookをアップデートできたら、受信トレイの表示が元に戻ったか確認してください。

Outlookのプロファイルが破損していることが原因で、受信トレイのレイアウト表示がおかしくなるケースが考えられます。

そのため、ここまでの対処を試してもレイアウトの表示が元に戻らない場合は、新しいOutlookプロファイルの作成を試してみてください。ただし、プロファイルを変更すると、元のプロファイルに保存されている保存データを見るには、プロファイルを切り替える必要がある点に注意してください。

新しいOutlookプロファイルを作成するには、以下の手順で操作します。

新しいOutlookのプロファイルを作成して変更できたら、Outlookを起動して受信トレイの表示が元に戻ったか確認してください。以前のプロファイルのメールデータが確認したい場合は、常に使用するプロファイルのセレクトボックスで元のプロファイルを選択してください。